1919年にアメリカの国立公園として指定され、1979年には世界遺産にも登録されたグランドキャニオンは、年間を通してアメリカ人はもとより全世界から多くの観光客が、およそ年間500万人が訪れます。

グランドキャニオンはコロラド川の流れが作り出した大峡谷です。コロラド川に添って２７７マイル（約４４６ｋｍ）にのびる世界でもっとも雄大な峡谷で、このような浸食作用はどこにも類をみません。

非常に広く、大きく分けてサウスリムとノースリムに分かれています。観光の中心となるのはサウスリムで、大部分の観光客が訪れ、周辺は標高2,000m級の高地で、年間を通じて開園されています。ノースリムは標高が2500mほどで、積雪のため冬期は閉鎖されます。

サウスリムには、6か所の宿泊施設、ギフトショップ、銀行、郵便局、スーパーマーケット、ビジターセンター、鉄道の駅があります。また、園内を巡回する無料のシャトルバスも3路線走っており、滞在者にとっては便利な足となっています。

グランドキャニオンへの観光客は、車を使い陸路で来るか、外国や遠方からの観光客は主にラスベガスから飛行機やバスを使ったツアーに参加するのが一般的です。

ラスベガスからグランドキャニオンまでは、陸路で約5時間。飛行機では約1時間で行くことができます。

というわけで、ラスベガス滞在中、30年ぶりに、飛行機による、１日観光に行ってきました。
HISで申し込みをしましたが、JCBとのタイアップで費用が安くなっており、とてもラッキーでした。

Vision航空とScenic航空

ラスベガスからはVision航空とScenic航空が グランドキャニオン便を就航しています。

以前は現地でツアーを申込み、Scenic航空を利用しました。ダウンタウンの安ホテルに朝５時にバンが迎えに来てくれました。空港では10名位乗りの飛行機が待っていて、乗り込みました。

重たいヘッドホンをして、離陸待ち、とても小さく「大丈夫かな」と心配になったのを記憶しています。
飛行中はとても煩かったですが、とても緩い時代でしたので、アクロバット的な飛行やキャプテンがコックピットに来て景色を見なさいと手招きをしてくれ、横で写真を撮らせてくれました。（これはここだけの話です）1時間位乗ってグランドキャニオン到着、3か所のポイントを回りました。

さて、今回はVision航空を利用する事にしました。ラスベガスの滞在も数日ですので、時間を有効に使いたかったのと、大きめの飛行機となるので、揺れも少なく、疲れないかなと・・・45分位で到着しました。

9時の飛行機でしたので（ホテル集合は7時）、戻ったのは14:00位でしたが、良かったですね。午後も有意義に使えました。

どちらの飛行機もお勧めですが、違いを書いておきます。

Scenic航空

ラスベガスストリップから30分ほどの距離にあるBoulder City Airport(ボルダーシティー空港)から発着するようです。

シーニック航空の飛行機は景色を存分に眺めることが出来るよう窓をかなり大型化させた画期的な飛行機で、「ビスタライナー」という愛称で呼ばれています。

ラスベガスからの行きの便では飛行時間約1時間15分程を予定し、遊覧飛行をおこないながらグランドキャニオンへと向かうようです。（以前乗った時もそうでした）

便は6:15AM, 9:15AM, 12:30PMの3便の運行を常時行っているようです。

Vision航空

ラスベガスストリップから15分ほどの距離にある北ラスベガス空港より発着するため、行きと帰りの移動時間が短くすみます。今回は人数も多くボーイング737で飛行時間はおおよそ45分でした。

便は7:00AMと11:45AMとなっているようですが、満席の場合には9:00AMと1:00PMの臨時便が運行する事があるようです。

グランドキャニンへ

グランドキャニオン空港に到着後は専用のバスに乗り換え園内を観光します。

園内ではブライドエンジェルとマーサー・ポイントの2箇所を凡そ2時間かけて観光しました。
十分に時間はありますので、ここでしか買えないお土産を買ったり、アイスクリームを食べたりと、雄大な景色を何度も見て、自由時間を過ごしました。

写真撮影ポイント

ブライトエンジェル・ロッジの近くから

広大な園内でも1、2を争う絶景が見られるマーサーポイント。

グランドキャニオン到着後にサンドウィッチなどが入ったランチボックスを渡しくれましたので、時間が空いた時に公園のベンチで食べました。おいしかったですね。。。

※この情報は2013年8月のものです。
 

ニューヨークに行こう！！

スカイスキャナーでお得！簡単！格安航空券を検索比較

私も良く使っています。　比較できるので、とても便利です。

ホテルの予約は早めに！

ラスベガスでは現地ツアーが便利です。

いろいろな現地ツアーやモニターツアーがあるので、要チェックです！